色の組み合わせでおしゃれコーディネートをつくるコツ



お洋服のコーディネートを考える時って
みなさんそれぞれに
色々なポイントがある思うのですが
その中でも色合わせ
重要なポイントのひとつですよね。

 

 

コーディネートの色合わせには
色のトーンを知ることが重要になります。
お洋服での印象づくりや
雰囲気づくりに
とっても役に立つので
ぜひ参考にしてみてください(*´▽`*)ノ

 

 

色あわせのコツはまず【トーン】を知ること。


トーンとは

色を「明るい」「淡い」などの
調子で表現したもの。

 

明度(色の明るさ度合い)と
彩度(色の鮮やかさ度合い)が
似ているものたちを集めて
グループ化したもののことをいいます。






出典:日本色研事業株式会社

上の図はトーンマップといい
トーンごとにまとめられた図になっています。

それぞれに名前がつけられていて
イメージや特徴もあるので
ご紹介していきます(*´▽`*)ノ




【トーンの種類・特徴やイメージ一覧】
 

 


ダークグレイッシュトーン
気品があり、高級感や
クラシカルな雰囲気を
感じさせてくれる色グループ。

 

(イメージワード)
暗い灰みの、重厚な、陰気な、硬い、男性的な



 

 


ダークトーン

大人っぽく渋さのある
知的な雰囲気の色グループ。

(イメージワード)
暗い、大人っぽい、丈夫な、円熟した



 


ディープトーン

伝統的なアイテムにもたくさん使われ
力強さや深み、安定感を
感じさせてくれる色グループ。

(イメージワード)
深い、濃い、充実した、伝統的な、和風の



 

 


グレイッシュトーン

渋みや落ち着きを感じさせる
スモーキーな色グループ。

(イメージワード)
灰みの、濁った、地味な

 



 


ダルトーン

鈍い色との意味があるが
深い味わいのシックな色グループ。

(イメージワード)
鈍い、くすんだ、中間色的な





ライトグレイッシュトーン

適度な明るさと落ち着き、
和の雰囲気を感じる色グループ。

(イメージワード)
明るい灰みの、落ち着いた、渋い、おとなしい





ソフトトーン

中彩度、中明度なので
優しく穏やかな雰囲気の色グループ。

(イメージワード)
柔らかな、穏やかな、ぼんやりとした





ストロングトーン

ビビッドより少し深みがありながらも
強さのある色グループ。

(イメージワード)
強い、くどい、情熱的な、動的な






ビビッドトーン、ブライトトーン、
ライトトーン、ペールトーンについては
色の種類や名前を知ろう!
色が持つイメージや特徴もかんたんにご紹介

で書いているので見てみてください。

 

色といっても明るさや鮮やかさで
こんなにも色々な種類に
分けられているんですね(*´▽`*)ノ




おしゃれコーディネートの色合わせ【トーンオントーンとワントーン】とは?

 

おしゃれコーディネートは
色合わせが大事!ということで

ここではトーンを使った
色の組み合わせ方として
トーンオントーン
ワントーンコーディネート
について
解説していきたいと思います。




 

トーンオントーン
ワントーンコーディネートとは?】
 



【トーンオントーン】

トーンを重ねるという意味で
「同系色濃淡配色」とも呼ばれます。
同系の色味を使って、濃淡でつくる
色合わせの方法です。

もっとカンタンにいうと

同じ色で明るさや鮮やかさが
違うものを
組み合わせましょう!
のコーディネート
です。





組み合わせる時は
明度差(色の明るさ度合い差)がある
組みあわせを意識する

よりまとまりやすいですよ!




上の図では、縦が色。
横にはそれぞれのトーンが表されています。


①まずベースにする色を決める。
②縦列をずらーっと見て
濃いめの色と薄めの色で組み合わせる。

 

同じ色同士を組み合わせると考えると
何だか難しそうなイメージがありますが
上の図でも分かるように
同じピンク系でもトーンが違うと
まったく異なった色味になります。





たとえば
\こんなかんじの組み合わせや/




こんなかんじの組み合わせは
\どうでしょうか!/


同じ色同士の濃い×薄いを

組み合わせることによって
バランスがよく統一感のある雰囲気の
コーディネートがつくれちゃう。

それがトーンオントーンのコーディネートです。
(ワンカラーコーディネートともいいます。)




 



【ワントーンコーディネート】


その名の通り
1つのトーン(色グループ)の中で
コーディネートをつくります。


たとえば
ライトトーンならライトトーンの中で

 

ダークトーンならダークトーンの中で
色の組み合わせをつくります。




違った色同士を組み合わせていても
色の明るさや濃さは同じなので
メリハリがありながらも
まとまり感のある
コーディネートがつくれちゃう。

それが
ワントーンコーディネートです(*´▽`*)ノ






ワントーンコーディネートの
簡単な取り入れ方のポイントはずばり
あまり鮮やかではないトーンを使うこと。





ひとつひとつの色の主張が強いと
全体のバランスをとるのが
ちょっぴり難しくなってくるので

 

 

ペールトーン、ライトグレイッシュトーン、
グレイッシュトーンのような
あまり主張の強すぎないトーンを使って
コーディネートをつくると
色同士がぶつからずに
簡単に組み合わせやすくなりますよ。





ここでは
トーンオントーンのコーディネートと
ワントーンコーディネート
ご紹介いたしました。

 

組み合わせの方法を知っていると
コーディネートの幅が
またさらに広がっていくと思います。

 

厳密ではなくておっけー!
あまり難しく考えず気軽に楽しく
活用してみてくださいね(*´▽`*)ノ




ファッションにおける【ベーシックカラー】とは?

 




ファッションを楽しむうえで
持っておくと便利な色だといわれる
ベーシックカラーのアイテムですが
ベーシックカラーとは
具体的に
どんな色のことをいうのか
解説していきます(*´▽`*)ノ




【ベーシックカラー】とは?



ベーシックカラーとは
黒、白、グレー、紺、ベージュ、茶色
のことを指しています。

ベーシックカラーが
季節や流行問わずよく使われているのは
どんな色とも合わせやすく
色々なコーディネートがつくれるからです。





ベーシックカラー同士の
組み合わせもまとまりやすいですよね!




それぞれの色には以下の特徴もあります。


は合わせる色を引き立たせてくれたり
着やせ効果も抜群。


は全体的に明るさを出してくれる。


グレーベージュは特に
主張する色ではないので
どの色ともなじみやすく
組み合わせる色を選ばない。

 

紺(ネイビー)
落ち着いたイメージをつくりやすく
黒の次に着やせ効果がある。

 

は特に暖かみのある
雰囲気のコーディネートに便利で
組み合わせる色を柔らかくみせてくれる。

 


ベーシックカラーは
どの色とも合わせやすく
取り入れるだけでしっくりとまとまる
便利で万能な
カラーたちなのであります(*´▽`*)ノ

 

 

 

バランスの良いコーディネートには
【配色の黄金比】 が必須!




バランスがよくまとまり感のある
コーディネートをつくるには
基本的に体の色を3色にまとめること
(多くても4色くらい)だといわれています。



【柄もののお洋服を取り入れる場合は
その柄ものを
1色としてとらえてオッケーです】

 

 

この3色(4色)を使って
どのようにしたら
バランスがよくまとまりのある
コーディネートがつくれるのかを
ご紹介します(*´▽`*)ノ

 


【配色の黄金比】とは?



コーディネートを考える上で

・パッと見た時に一番認識できる色。
一番大きな面積を占め
土台となる色のことを「ベースカラー」


・土台を引き立て
全体に統一感をもたせる色のことを
「アソートカラー(サブカラー)」


・全体の色味に対して
変化をつける指し色の存在を
「アクセントカラー」と呼びます。

 



このベースカラー
アソートカラー(サブカラー)
アクセントカラーの割合をおおよそ

【ベースカラー】70%
【アソートカラー(サブカラー)】25%
【アクセントカラー】5%


にすることで
バランスがよくまとまりのある
コーディネートをつくることができ
これを配色の黄金比といいます。




ファッションの世界だけでなく
インテリアやデザインの世界なども
配色の黄金比に則って
作成されているそうなので
このバランスを覚えておくと
色のコーディネートを組む際に
何かと活用ができると思います(*´▽`*)ノ




さらにお洋服のコーディネートで
全体的にバランスよく
まとまりのあるコーディネートを
つくる時のポイントは

この配色の黄金比を使って
・ベースカラー
・アソートカラー(サブカラー)
・アクセントカラーのどこかの部分に


合わせやすい色代表(ベーシックカラー)の
黒、白、グレー、紺、ベージュ、茶色
のいずれかの色を持ってくること。







ベーシックカラーは
お洋服の目立つ部分に
持ってくるのはもちろん
帽子や靴、ベルトやソックスなどの
小物の部分でもオッケーですので
ぜひ取り入れてみてくださいね(*´▽`*)ノ







配色の黄金比

【ベースカラー】70%
【アソートカラー(サブカラー)】25%
【アクセントカラー】5%

を意識すると
またさらにググッとおしゃれで
まとまりのあるコーディネートを
つくることができちゃいます。




コーディネートを考える際は
ぜひ参考にしてみてくださいね(*´▽`*)ノ


まとめ

 

色の組み合わせで
おしゃれコーディネートをつくるコツ
と題して色々とご紹介してきましたが
いかがでしたでしょうか。





色のトーンを知り
色の合わせ方を知って
配色の黄金比を活用。
ベーシックカラーもどこかに取り入れてみる。





厳密でなくて良いとおもいます!



難しく考えずわくわく楽しみながら
ぜひファッションに色を
取り入れてみてくださいね(*´▽`*)ノ

 





なっちゃんでしたヽ(´▽`)ノ